予防医学で維持したい健康的な生活
健康に気を配っている人は年々増加してきており、症状がでないようにする予防医学という考え方も浸透してきました。そこで、様々な健康効果を持つ健康食品を毎日の習慣として取り入れる人も増えてきているようです。
■健康維持に利用することができる健康食品病気や疾患など特定の症状が出ないように元気でいるための努力をしている人は少なくありません。これを予防医学と一般的には呼んでいますが、サプリメントなどの健康食品の活用はこれに当てはまると考えられています。
同時に昔から利用されている漢方の考え方なども現在再び注目を集めてきており、利用している人も多くなっています。健康効果が高いとされるものの代表に高麗人参があげられます。これは朝鮮人参とも呼ばれるウコギ科の多年草の根を乾燥させたもので、古くから薬用として活用されてきました。
虚弱体質や冷え性の改善、また風邪や疲労の予防に有効だと言われています。最近は比較的簡単に手に入ることから健康維持に役立てている人も多いようです。
顆粒タイプや粒状、またエキスなど様々な形状に加工されている高齢人参ですが、掘り上げた根の乾燥品も多く出回っています。太い根の場合は非常に高価であるため、日常的に利用する場合には細かいひげ根を買い求めたほうが費用を抑えることが可能です。
ひげ根などは、焼酎などに漬けて薬酒として利用するというレシピが一般的かもしれません。ただ、この薬酒は割と苦味があるようなので、果実酒などと合わせたほうが継続しやすくなっています。
薬酒の場合、体を温める効果がより期待できます。また、認知症の予防や一部ではガンにも有効だという報告があるので、自分で漬けたりして健康維持に役立てると良いでしょう。
多くの漢方薬にも配合されており、専門店などでは輪切りにした乾燥品や粉末状のティーバッグなどを購入することも可能となっています。それらは、根をそのまま利用するよりも手軽に利用できるので、毎日の食事のレシピなどにも取り入れやすいかもしれません。
有効成分をしっかり抽出するためには、やかんなどで煮出したほうが良いそうです。また、他の漢方食材などと一緒に煮込んだりすれば健康効果が期待できるお茶として毎日利用することもできるでしょう。輪切りにしたタイプはお茶パックなどに入れて利用するのもお勧めです。
ただ、その場合でも煮出した後は柔らかくなっているので食べると健康成分を無駄なく取り入れることができます。